まるでSF映画のようなことになっている。そんな事を考えながら、帰り道の桜並木の中を歩いていた。
体験をしたことはないが、テレビから流れてくる影像はまるで戦争の真っ只中のようだ。その出来事は間違いなく自分たちにも近づいていて、そして命を脅かし初めている。しかし、それでも日常は続いている。戦争を体験したことのない自分たちが初めて経験する戦争なのかもしれない。とてもミクロな世界の戦争だ。
手をきちんと洗う、家に引きこもる、たまに窓を開けて換気をする。戦い方はとても地味で孤独だ。でも一人ひとりが戦わなくてはいけない。15年前だったらもっともっと孤独だったかもしれない。
明日はゆっくりとコーヒーを入れて朝ごはんを食べ、部屋の掃除をしながら、このミクロな戦争に静かに立ち向かおう。
2020年3月27日金曜日
登録:
投稿 (Atom)