Threadsで、「カメラマンなら黒い服だ」というのが流れてきた。
フォトグラファーかカメラマンか、みたいな話はともかく、カメラマンと言われて思い浮かぶのは、プレスのカメラマン、式場カメラマン、学校のカメラマン、スポーツカメラマン、ライブカメラマン、広告カメラマン、雑誌のスナップを撮る人。写真館の人、ニッチなとこだと戦場カメラマンとか。
アマチュアで写真撮っているおっさんでも、カメラマンの業態やクライアントが多種多様であることはわかるし、それぞれがそれぞれに適した服装を着ていると言うのは想像できる。スポーツ撮っている人なんて撮影距離から考えればそもそも写り込まない。ちょっと検索すればゼッケンを着ている人がたくさん出てくる。ゼッケンは黒くないし、ゼッケンをつける理由も想像できる。広告を撮っている人は、カメラマンの個性は無関係だから、映り込みは嫌うだろう。ただ、カメラマンが超有名で、その人がとっていることが広告の価値として付加価値があるのならばそうでないかもしれない。技術者にとって現場で何が必要とされているかを理解し、それを言葉でコンセンサスが取れるかと言うことはとても重要なはず。`カメラマンなら黒い服だ` と言うことと、 `写り込みが許されない現場では服が黒であることの優先度が高い` と言うのはコミュニケーション上で全く違うことだと思う。プロっぽい人でも割とこの辺を雑に表現する人が目に入るのはちょっと不思議だなぁと思って見てる。