手が届きそうな。

ふがー。

　YUIって高校生くらいだと思っていたら、実は年では一個下、学年だと二つ下でびっくり。wikipediaを見ていたらこの透明感はきっとひととなりからくるものなのだろうか。なんて思ったら、自分自身の高校時代の締まりのなさを思い出して、少しだけ落ち込んだ。あくまで少しだけ。

　僕自身がまわりの人よりも少しだけ、少しだけ多くしてきた事と言えば、”歩くこと”と”歌うこと”だけだと思う。誰よりも歌が好きなんて大それたことはいわないけれど、誰よりもあるいてきたなんて大それたことはいわないけれど、それでも歩くことの楽しみと、歌うことの楽しみは他の人よりは少しだけ多く知っているつもりだ。足の疲れに耐えられる限り歩き続ける事ができるし、ただ歌を歌い続けるだけで夜を明かす事もできる。歌いだしたら、眠れない。きっと、他に何もする事がなければ、歩き続けて、歌い続けている自分がいると思う。それぐらいに”歩くこと”と”歌うこと”は自分にとって大切なもので、小学生、中学生、高校生、大学生、いつだってこの二つだけは嫌いになった事がなかった。サッカーや野球、そういうのも好きだったけれど、勉強もしていたけれど、でもたまにやりたくないと思う時期があった。どんなときでも、何も考えず、歩いて歌う。自分の心に関係なく、歩いて歌う。

本当に自分が大切にできることは、きっとそういうことなんだと思う。