2010年3月8日月曜日

タイトルバーのデザイン変更しました。

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しばらくこれでいきたいですが、コントラストは変更するかもしれません。


=====以下文章。

自分が生きている事とか、自分の生きている環境とかの意味を悶々粛々と考え続けたり、そのために何かをつくったりしているわけですが、きっとこのまま答えの出ないうちに、僕は死んでいくと思うのです。大切なのは、答えを求める事ではなくて、この結論を生み出さないはずの作業が、いかに喜びにあふれているかを感じられるかということだとおもうのです。これこそが、僕の自身の人生にとって偉大な幸福をもたらしてくれると信じているわけです。 ここに何かの言葉を書くということも、まさに何も生み出していないかもしれないひとつの例になるかもしれません。誰も見ないかもしれないし、書いている自分ですら見返す事は無いかもしれません。それは、まるで引き出しの中にしまわれて、忘れられて、中身も見ずに捨てられるノートみたいなものです。でも書いているという行為は、考え続けるという事と同じく、それが結果的に用をなす事が無かったとしても、今これを書いている事をいかに楽しむ事ができるのか、そして書いた事で次ぎに起きる何かをいかに楽しむ事ができるのか、ということにおいては重要なことに他ならないのです。それが僕の人生にもたらしてくれる喜びであるという事に、どこにも疑いを挟む余地はないのです。ここにはすべてがつまっています。僕の見た日常が書かれ、僕の見ていない日常が描かれ、そして僕のかく事のできない、描く事のできない、すべてのものがかかれています。僕のかききった世界、そこはもしかするとなにもない荒野に見えるかもしれません。でも、そこは何億キロメートルも離れた星々に支えられ、微妙なバランスを保ちながら、様々なものを支えている大地だったりもするのです。

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