2010年6月13日日曜日

20年後の未来と言う遊び。

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さて、話は突然変わりますが「自分ってなんだろう」などと考えて、落ち込んでしまう事もありますが、そんなときは「日本文化私観」坂口安吾の一説を思い浮かべるようにしています。
然しながら、タウトが日本を発見し、その伝統の美を発見したことと、我々が日本の伝統を見失いながら、しかも現に日本人であることとの間には、タウトが全然思いもよらぬ距(へだた)りがあった。即ち、タウトは日本を発見しなければならなかったが、我々は日本を発見するまでもなく、現に日本人なのだ。我々は古代文化を見失っているかも知れぬが、日本を見失う筈はない。日本精神とは何ぞや、そういうことを我々自身が論じる必要はないのである。

これを読んだら、自分探しという言葉がとても滑稽に聞こえるようになりました。自分を論じる事は滑稽なのだ!!まぁ、語っちゃうよね。あちゃぱー!!

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