2011年7月31日日曜日

【日記】おめでとうございます

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すてきな先輩の結婚式の1.5次会は
当然のごとくなにもかもがすてきでした。


心から、おめでとうございます。

2011年7月22日金曜日

【日記】自転車買った。

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月曜日にずっと欲しかった自転車を買いました。イタリアのBianchiというメーカーのクロスバイクです。
試運転で、町田から江ノ島まで行ってきました。60キロ以上は走ったと思うけど、ほとんど疲れが残らないくらい快適ですばらしかったです。

2011年7月17日日曜日

【書籍】知覚の中の行為

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「知覚の中の行為 / Action In Perception」(アルヴェ・ノア/門脇俊介+石原孝二監訳 飯島裕治+池田喬+吉田恵吾+文景楠訳)を読み終わりました。近所の書店をぶらついていて何となく手に取って買った本でしたが、なかなか読み応えのある本で、かなりとぎれとぎれで5ヶ月間かけてじっくり読みました。

最近は、マイケル・サンデル教授の『これからの「正義の話」をしよう』のような、「正義」や「自由」に関する哲学がはやりのようですが、個人的には存在論や、人間のこころに関する哲学(いわゆるコミュニケーション系の心理学ではなく、人間や動物の心の形成に関する話)に関心があるので、非常に興味深い文章でした。
この本で伝えられている内容は1ページ目に明示されていて、本全体を通して以下の主張が丁寧に説明されていました。
「この本の主要な着想は、知覚と行為の仕方であるということにある」p1

「知覚経験は、私たちが身体的技能を所有している事のおかげで内容を獲得する事ができるのである。私たちが何かを近くするかは私たちが何を行うか(あるいは、どういう技能知をもっているか)によって想定される。私たちが何をできるかによって規定されている」 p1 - p2

ネットで検索をかけると、否定的な考察(http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2009/04/report-the-cuny-cognitive-scie/)もあるみたいで、一つの論点として認知論や、存在論的哲学において注目すべき内容の一つなのではないかという事を想像しています。ただ、自分自身は哲学や認知系に関しては専門ではないので、この内容の妥当性に関して議論は専門家にお任せする事にして、この文章から読み取れる内容に関して、純粋に自分が気になったところや思ったところの感想を書こうと思います。

この著書では、知覚と行為は切り離す事のできない相互的な関係性であり、人間の知覚というものは感覚器の刺激として独立しているものであるという考えを退けて、その刺激自体を不完全でかつそれ単体では意味を持たないものとして説明されています。
人間の心の動きからは、視覚的な知覚を得る場合でも、聴覚的な知覚を得る場合でも、必ず行動可能性に結びつけて語る事ができる。つまり、視覚的な表現、聴覚的な表現、などさまざまな表現の中で人間の行為に直接結びつける表現が、人間のこころの変化に大きく関わるということが考えられるでしょう。これはFlashとかを作れる人であれば、簡単に実験をする事ができると思うので、やってみると面白いと思いました。もちろん自分の体験としても、実感しやすいく楽しいとおもいます。

また、こういった立場は、人間が人間の知覚的機能を損なわず、いかに環境に順応した生活をおくることができるか、またそうするためにどのような道具を生み出すかに対する、一つの指標になるのではないかと思いました。僕が、マイクロソフトの描いた2019年の構想(http://youtu.be/RWxqSEMXWuw)にとても共感を覚えるのも、この知覚と行為における関係性がわかりやすい形で技術的な世界へと投影されているからであるとおもっています。

「動物が初めて「心」というものをもったのは、環境からの刺激が自分の身体に与えている影響に関して、行為に基づいた表象を蓄積する(そしておそらくは、想起し、加工する)ことが初めてできるようになったときのことだ」 - p376 (Humphery 1992,42) ハンフリーの研究からの引用


人間の行動が「こころ」の形成に大きく関わりを持っているのならば、人間が集まりコミュニケーションをとる「社会」を作るのも、人間の暮らす「環境」を作るのも、人間の行動ということになります。表現は大げさになりましたが、人間の行動はそこまでマクロなものでもメタなことでもないと思っています。大切なのは、とても小さな人間の所作だと思うのです。

まぁ、こうやってあれこれ語るのは簡単な事ですが、実際にやろうとするとなかなか難しいものです。実践でできているかどうかと事を棚に上げたとしても、自分が何を勉強したらいいか、何をしていきたいかを決めるのにはとてもに役に立っていると思います。すくなくとも今、こういった視点に立つと、とても面白い時代だと思うのです。

最後に、監訳者のあとがきにも書いてある通り、古典的で有名なものから最近の注目すべき研究に至るまで、知覚に関する経験的研究を参照しながら、考察を進めている文章でした。所々専門的な語彙や、分野に特化した専門家の引用が利用されて入るものの、全体を通して非常に明確でわかりやすい表現が利用されている翻訳だと思うのでとても読みやすいです。
前提知識として、ギブソンの話とかデカルトとかそこら編に関心(僕も深くは知らない)を持っていると楽しめると思います。あと、ガンダムとかのように人間宇宙行ったら知覚のしかたがかわってニュータイプ的な新しい知覚が生まれるのではないか、とかが妄想ができて楽しいです。

2011年7月7日木曜日

【日記】2011.07.07

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人生って何だろう。ってふと考える時がある。それは、突然にそして度々に訪れるのだ。自分ぐらいの歳になれば多少哲学的であってもいいと思うけれど、むしろ恋愛のうまく行かない中学生の考えるそれとほぼ似通っていると思った方が近い。今日も年老いた飼い犬のたれながした小便をひとり家で拭いながら、そんな事を考えるのだった。(ちなみに犬の事は大好きだ。)

まぁ、だからどうしたというところなんですけどね。恋愛のうまく行かない中学生って誰だよって感じ。

嗚呼、空し。

【日記】すこしだけ電子書籍

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最近、暇なときにゆるゆるとiPhoneで電子書籍を読むようになってきた。とはいえ、じっくり読むのにはまだ慣れるのに時間がかかりそうだ。
ある友人の日記に坂口安吾が引用されていた。安吾の書く文章は、過激でそして過激なまでに寛容で、そしてとてもひねくれている。これは全くの想像だけど、美しくなりきる事のできない自分を疎んじて皮肉っていたんじゃないかと、そんな気がしている。

説明づけられた精神から日本が生れる筈もなく、又、日本精神というものが説明づけられる筈もない。日本人の生活が健康でありさえすれば、日本そのものが健康だ。   


「日本文化私感」坂口安吾


今日も、相変わらず誤字脱字だらけだった。

2011年7月3日日曜日

【日記】七夕祭

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今週の土曜日、SFCの七夕祭へと足を運びました。自分たちの学年が中心に運営に携わっていた時期からもう5年が経ったことを考えると、月日の流れの早さを身にしみて感じます。動き回っているスタッフの姿を見て、撤収の日の夕方の何とも言えない寂寥感あふれるあの風景はもう二度と見ることはないだろうな、という思いで少し感傷的になってみたりもしましたが(5年もたってるのに!)、全体を通してとてものんびりできました。昼間からお酒飲んでたし(二日酔いなのに!)。

楽しそうな子供たちや、花火に沸き上がる歓声をみると、祭りの醍醐味は、それを楽しむそれぞれの人が作るもなんだなって言うことを改めて実感した夜でした。

早めに電池が切れてしまったのでにぎわってる祭りがとれなくて残念!