2012年1月8日日曜日

【日記】2011.1.8

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午後少し遅くなって、国芳展を見に行こうかと思って六本木へ向かった。六本木に到着して、ヒルズの前まで歩いていったのだけど、ふとどういうわけか見に行く気が削げてしまい、そのまま六本木近くの麻布十番でたいやきを食べる事にしました。

麻布十番にあるたいやき屋・浪花屋総本店は東京のタイヤキ四天王と呼ばれているらしく、結構有名なタイヤキ屋で、お持ちかえりとお店の中で食べることができます。お店の中で食べる場合はわりとすぐでてくるが、お持ち帰りの場合は待ち時間がかかるほど人気だそうです。(といっても、今まで中で食べたのが1回、お持ち帰りが1回、待ち時間が長くてかえったのが一回というだけですが)

ちなみに一番最初にこのお店を見つけたとき(その時は散歩中だった)は、1時間という待ち時間に驚いてかえってしまいましたが、今回は知っての上に30分程度だったので、予約してぶらぶらと時間をつぶす事にしました。

といっても、やる事が特になかったので、坂を写真に撮る事にしました。
今、そのとき坂を写真に撮る事に、何の意味があるのかと言われれば特に何にもない。でも、坂というのはとても面白いのです。



大黒坂

だいこくざか 大国坂とも書く。坂の中腹北側に大黒天(港区七福神のひとつ)をまつる大法寺があったために呼んだ坂名である。




七面坂

しちめんざか 坂の東側にあった、本善寺(戦後五反田へ移転)に七面大明神の木像が安置されていたためにできた名称である。


一本松坂

いっぽんまつざか 源経基(みなもとのつねもと)などの伝説をもち、古来、植えつがれている一本松が、坂の南側にあるための名である。


暗闇坂

くらやみざか 樹木が暗いほどおい茂った坂であったという。以前の宮村(町)を通るため宮村坂といった。

坂道に時には町と町をつなぐ道であり、地形的な意味でも大きな意味を持ちます。また、坂道には名前があり、意味があります。名前の由来から、その町の歴史を知る事ができ、またその歴史からその土地のもつ意味などを考える事ができます。
そんな難しい事は考えず、ただ町並みを見るのも楽しいものですね。



と、そんなこんなで有意義かどうかはいまいち謎である三十分を過ごし、ようやく鯛焼きを手に入れる事ができました。とても美味。150円の鯛焼きはそんなに高くないけれど、時間をまたせても欲しいっていうのは、それ相応の対価だなっておもいました。時給800円で400円の価値ですから。細かい事を言ってしまうとけちくさい感じになってしまうけれど、そういう「おしはらいの形」というのもあってもいいような、そんな気がしました。

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