2012年2月14日火曜日

【雑記】カエル伯爵と旅の民族学

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク


今日は、かえる伯爵(?)の置物があったのでそれを書きました。
うまい下手というよりは、書いていて楽しかった。たまにはこういうのも。

==

いま、読んでいる本の中に気になる一説があったのでメモ。

それから最近気がついた事ですが、日本人くらい自然を粗末に、おろそかに、無茶につかった民族はいないと思いますね。自然を愛しているなんてもってのほかなんです。日本では木を伐っても、すぐ後からはえるので、育てるという事を知らないで過ごしてきたんですね。

「旅の民俗学」宮本常一 (p37 / 河出書房)


本屋をぶらついていて。「絶望の国の幸福な若者たち」を探していたときにふと目に入り、宮本常一ということもあって、ひょいと購入してしまったのですが、相変わらずハッとさせられる事が多いです。決してきらびやかではなく、されどその足によって築き上げられた深さをもった言葉が重みを持って伝わります。勉強をしていると、もっと別の事に時間を使えばとか、そういう事を考える事も無い訳ではないですが、しっかりと考えて積み重ねていきたいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿