祖父の家のある熊谷で、10年ぶりにうちわ祭りを楽しんできました。姉やいとこの子供たちが元気に走り回っていて、時代が変わると、この世界の主人公もだんだんと遷り変わっていく。そんな気がしました。
最近、祖父の家に行くと、祖父はいつも戦争の話をしてくれます。同じ内容の事もあるけれど、それでも毎回少しずつ違っています。祖父は運良く生き延びた人だったと言っていました。いくつかの偶然が重なって、生き延びたのだそうです。祖父の所属していた隊は、祖父が隊から外れた後全滅をしたそうです。それが今の自分の年齢の26歳の一つ下。祖父が25歳の時だったそうです。
生きていかなくちゃいけない。これは祖父の言葉ではなくて叔父の言葉でした。おそらく自分が長い就職活動をしていて、苦しんでいたのを知っているからこの言葉を言ったのだと思います。今は、祖父の時とは時代が違うけれど、それでもしっかりと生きていかなくちゃ行けない。
苦しい事をする必要も、死ぬ気で努力する必要も無いとは思うけれど、どこかで覚悟を決めて生きていかなくちゃいけない。そんな気がしています。
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