そしてどうやら、風邪をひいていたらしくて、その後帰って、家で横になりながら「桐島部活やめるってよ」を見た。高校時代のヒエラルキーを描いたような作品だった。
高校時代は、きっと誰もが悶々としているのだろう。でも、そんな内側の鬱屈したものは人からはなかなか見えなくて、隣の山がなんともキラキラしたもののように見える。そして、「それもまた青春」なのだ。という事らしい。
高校時代は、きっと誰もが悶々としているのだろう。でも、そんな内側の鬱屈したものは人からはなかなか見えなくて、隣の山がなんともキラキラしたもののように見える。そして、「それもまた青春」なのだ。という事らしい。
実のところ青春という言葉はあまり好きではない。人の生き方はそんな一言でまとめられるものではないし、過去の思い出を美しくする必要もないからだ。
共感できるとしたらどちらかと言えば前田君方面なんだけど、これもまた少し違う。メタルと陸上が好きだったけど、アイドルと野球好きが友達に多かったりとかね。いろんな矛盾とともに、そこにいた自分が思い出されてきた。
なんと言うか、切ない映画だった。そしてそれは、とても普遍的であったりもするのだ。