2009年7月5日日曜日

落ち込み度数

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普段一人で家にいる時はだいたい自分で料理をするけれどあまりに気分が落ち込んでいるのでそんなことをする気も起きなかった。肩が凝っている。目がかすんでいる。体がしびれてきた。ふるえが止まらない。それほどまではひどくないけれど、時々見失う。自分自身を。本当にこれで正しいのだろうか。自問自答を繰り返して自己嫌悪に陥りかかる。中途半端なモノに良いか悪いかいうことをずっと避けてきたら、自分自身がいちばん中途半端なことに気がついて、やりきれなかった。母と父が銀座で個展を開いているので今日はそれを見に行った。みんなで食べた中華料理は美味しかったけれど、どこか定まらない自分の足元が油で滑りそうな感覚がした。帰りの電車で読んでいた三浦しをんの「まほろ駅前多田便利店」には孤独と人の繋がりのことが書いてあった。今日一緒に昼ご飯を食べた祖父は戦争の話をしていた。人には色々な人生がある。今はその流れゆく人生の一つの経過地点に過ぎない。長くて暗い迷宮と、静かで深い海の底を歩いている時期が人にはあるのかも知れない。


ゆっくり走っていこう。 いそがなくったっていいさ。

大切なことは 走り続けることと 夢を忘れないことだ。



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