2009年7月7日火曜日

たんぽぽじいさん。はとおじさん。そして僕もおじさんになる。

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今、暮らしているところで
最近気になることと言えばもっぱら
はとおじさんのことだ。

と、その前に
昨日たんぽぽじいさんを久しぶりに見たことを書き留めておこう。
以前に日記にも書いたけれど、散歩をしている途中に出会い
タンポポの話から、戦争の話までしてくれた人だ。
きのう夜の10時過ぎ、自転車で走っていたら
その人が両手を天に向けてあげているのが見えた
月は出ていたけれど、雲にかげっていて
おじいさんはそっちの方を向いていた。
電灯の光が逆光になって体全体が暗くなっているのに
激しく広がった白髪だけが、不気味に白く浮き上がっていた。
その白い白髪がまさにそのおじいさんであることを示していた。

あのおじいさんは、不思議だ。
その現れるタイミングが自分の心と
どこかしらリンクしているような気がする。
依然現れたときは誕生日だった。
そして昨日は・・・・・・。
次に彼が現れるとき、きっと何かが起こっている
自分の中で、きっと何かが起こっているような気がする。
結局、暗闇で向こうはこちらのことはわからなかったようだった。


つづいて、はとおじさんについて。
はとおじさんは、駅へ向かう途中あるアパートの
一階の入り口の部分で立ち、そして道路のほうを眺めている
最近は土曜日でなくても見るようになったが
以前は土曜日になると必ずといっていいほどそこにいて
そしてその周りには鳩がたくさんとまっている。
おじさんのすぐ近くにだ。
それを気にせずにおじさんはこちらをいつも見ている。
でも平日は鳩はいない。
土曜日になるといつも、鳩がいるのだった。
そんな不思議なおじさん、おじいさんがいるこの町。

そうそう
どうやらそろそろ僕も「おじさん」になりそうです。
昔からおまえはおじさんだったって?

ぼくはまだまだ若いですよ。

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